
先般、西ハムで購入したこのBC348受信機とは開局当時に近くに居られたOMから短期間に借用して使ったのが最初の出会いでした。当時の無線 受信機は自作もしくはメーカ製キットの9R59その他を利用していましたので、受信性能があまり良くなく、海外DX局となると、かなり苦労しての交信でした。当時は垂直ダイポール+UZ807シングルでしたが、北米やヨーロッパの信号がこんなにも静かに聞こえて来た時は驚きました。
小生が当時使っていた受信機はDelica-Plugin Converter+局発固定5球スーパーであまりにも性能が悪く、更にVFOもスプレッドVCを使っていて周波数変動もあり、まともにDXを聴く事が難しい受信機でしたので、この高2中3の機能を持つBC348の受信性能に驚きを持った事を鮮明に覚えています。
今回、本製品をどの程度まで回復させるか?分かりませんか、日々時間を掛けて進めていくつもりです。少し、残念だったのはSメータなどが追加・改造されていた点です。以前のオーナーが現代風に使える様にしたい気持ちは良く分かります。いずれにせよ、自分なりに復活させてCW受信機として利用するつもりです。
BC-348 シリーズ特性とブロックダイヤグラム
○受信方式
シングルスーパーヘテロダイン方式 8球+ダイナモ(56W)
○受信周波数
1.200~500kHz 4. 6.0~9.50MHz
2.1.5~3.5MHz 5.9.50~13.5MHz
3.3.5~6.0MHz 6.13.5~18.0MHz
中間周演数 915kHz
○感度BAND1:7μV BAND2~6: 5μV
○重量及び寸法
本体 18吋×10吋×9吋 35.5ポンド
マウント18吋×8吋×1吋 3.81ポンド
