Digital AF-PSNは素晴らしい!!

 2000年頃に上図のようなMax2452の直交変調器を使った移動用50MHz用アナログ・PSNのトランシーバーを製作していました。当時、Max2452を購入する最低数が10個?程度と言われて購入してしまいました。デバイス数を削減するためにも実験しながら利用続けていましたが、2018年だったか?dsPIC33FJ64を使ったGenerator記事が発表され、小生の使っていたトランシーバーを改造(All-Pass⇒dsPIC変更)すれが簡単に変更できる事を知り、その年に50MHz用のAF-PSNスタイルのEmergencyトランシーバーを製作しました。

FIR Filter Design rePhase

 昨夜、7MHzにてJA5AUL(今城)さんとの交信の際にこのdsPICを使って製作されているとの事でしたが、たまたまRedpitayaにて運用されていました。コントロール系はRaspberry-Picoとの情報を得えましたが、詳細なダイアグラムは分かっていませんが、たぶんに上図と同様なものかと推測されます。その際にJA4KQP(野田)さんがKenwood社製のTS-850にdsPICのAF-PSNを既にInstallされて運用されている事を知りました。

 今朝、7MHzにて偶然にもJA4KQP(野田)さんが他の方と交信されており、QSO終了後に早速交信をお願いしてTS-850へのInstall状況説明をお伺い出来ました。TS-850には8.83MHzのキャリアが出力されており、それを利用する仕組みをATU部分を取り外しその部分に基板を設置しているとの事でした。実際、ヘッドホンでく聞く音は低い音から高い音(100Hz-3000Hz幅)まだ素直に出ており、魅力的でした。各サプレッションも良く、メーカ製同様レベルで、その違いを説明を受けなければ分からない程、完成度が高いものでした。小生が素晴らしく思うのはこのTS-850の中にdsPICを挿入して利用するアイデアで、更にそれを実装して使える様にする事が出来る方で、驚くばかりのアイデア、行動と技術力の高さを感じさせるシステムで脱帽です。

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