30L-1 Linear-Amp

 今まで使っていたTwin-Delta-Loopが倒れてからリニアアンプ部の出力を40Wから100wのQROする事で以前の輻射電力と同等になりましたが、小生のリニア(2SC2879x2)の運用ではIMD-32dBとあまり良くないので高出力アンプを軽く使う事でのDistortion低減が可能となってきました。その中でAudio管である811Aを使ったコリンズ社の30L-1リニア・アンプがベスト・ソリューションだと思って来ました。200W-300W程度での運用ですので、このクラスで十分です。

 500Wクラス中古リニア・アンプの中では八重洲無線のFL-2100BやFL-2100Zなどがあり、それらに使われている送信管は572Bを使っています。一方、出力電力が400W以上ではリニアリティ低下があり、更にIMDが悪くなる傾向にあるようです。同種類のリニアにコリンズの30L-1がありIMDではFL-2100クラスより優れており、その点ではまだ30L-1のリニアの方に魅力があります。
いずれにせよ、811A真空管を使ったリニア・アンプを利用したくなってきましたが、古い割にはまだ高価で購入できない状況となっています。

 特に30L-1では送信管が水平に寝かせている構造となっていて、使える製造メーカー規定があり特にRCA/セトロンおよびGE製を利用する必要があるようで注意が必要の様です。その他メーカ利用は避けていた方が賢明のようです。

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