4CX250B Linear-Amp

 以前に中古のHFリニア・アンプを購入していましたが、すっかりと忘れていました。今回購入したKWT-6の電源に利用できるリニア電源部を探していたら、GU-74B高圧電源とこのRFデッキ/高圧電源部が出て来てきました。内部は4CX250Bx2(500W程度)の1.9MHz-50MHzまでのものですがIM3特性が悪く利用する元気が薄れ、長く保管していたものでした。この装置にはRFデッキと高圧電源があり、電源は同じ4CX250Bの2本分の能力を持つものなので、KWT-6リニアに利用できるかもしれないと倉庫から引っ張り出してみました。この写真にはありませんが、別Unitとしてケーブル接続される構造になっています。

 いずれにせよ、KWT-6リニアをRFデッキと別途電源BOXを作るとなると高圧電源室を下部に2個の入れる構造にしなくはなりません。すっきりとした形にするのが望ましくデザインを再検討する事がありそうです。

 それと、このリニア・アンプですが、修正をしてやっと、IM3が-30dbm程度でした。そこで、最近のDPDテクノロジーを利用すればIM3特性改善ができるので、まだ使える可能性があります。余剰品Redpitaya–14bitを使っての無線機を作りたいと思っています。先程、記述しました通り、既にこのリニアの電源部のコンデンサーやタンク回路部のコンデンサーの交換や電源回路変更で購入時よりか?いくらか特性改善効果は出て来たものとおもっています。特にリニア・アンプは電源インピーダンスを下げる事が重要のようです。今度、DPDメソッドを使ってのシステム作りをすれば、一般的な総合特性も向上すると思われます。今更にこんな送信管使う人はいないでしょう!!

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