1.8MHz アンテナを変えるか?

 現行の1.8MHzは40数m長のInverted-L(逆L)を利用しています。台風並みの強風により竹ポールが折れて以来、Topの高さが20mと低くなってしまい、更にアース特性の低下?当のより、飛びが非常に悪く感じる事が多くなって来ました。接地特性が悪いので、家の鉄骨に接続したり、カウンターポイズを追加したりして行っていますが、あまり改善されていないようです。コンテスト時は数十度となく交信ナンバーの再送付要求があり、疲れてしまいました。(上写真:27mHのFull-size Inverted-Vee)

 そこで、過去に上げていたInverted-Veeを上げたくなりました。このアンテナを使った場合は相手からの受信レポートはかなり良いのですが、こちらでの受信では苦労していました。この原因はこの大型アンテナを使うと、受信機の高周波増幅部の混変調(高電界による再変調等)により受信性能が低下するなどの不具合が発生し、ジャミング状態で受信しずらくなったと思われます。暫定対策でATTやプリセレクターなどを使っていましたが、設計・構造上、あまり改善されなくて結果的にInverted-Lに変更した経緯があります。

 そこで、今年になってから新規に混変調対策を踏まえて新しくRF部の設計見直し、1.8MHz専用SDRトランシーバーを新しく製作しました。今までの不具合が改善されたかの評価を現在実施している所ですが、現在Inverted-Lなのですが、以前に比べて格段と聞き易くなっているので、以前使っていたInverted-Veeを使って再評価を実施したいと考えております。オール九州コンテストまでにInverted-Veeeを上げて実践評価が出来ればと計画しています。

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