IC-7300 1.8MHz BandPass Filter

 以前に1.8MHz専用のトランシーバーとしてIC-7300を購入し、アンテナとして標準的な1.8MHz (27mH)Full-size Inverted-Vを使い夜間の1.8MHzを受信すると中波放送による高電界によりのフロアー・ノイズ・レベルが7-8程度と高くなり、彼方此方で変な中波放送が入感するなどの混変調になやまされた経験がありました。上図のBPF特性は悪くは無いが付属のATTやIPを併用するなどをしても、相手局の信号を確認できない事が多くザワツキ感があり辛抱できなくなりました。そこで小生唯一の手持ちメーカ製であったIC-7300を手放す事になりました。

 その前に、IC-7300内部の受信回路部へ行く前に別な1.8MHz専用BandPassフィルターを入れた別基板を設けるなどした事で多少改善したもの事実上マルチバンドの運用が出来なくなるした為に、結果的にIC-7300を手放してしまいました。一方、交信局の方々にどのメーカ製品を使われていか?また、ATTなど使い方はどのような対策して居られるか尋ねるとATT併用している方が多いようです。いずれにしても、1.8MHzで運用されている方々での応答率が悪いのは、この混変調による原因もあるのではないかと思って来ました。

 その影響を受けて1.8MHz専用のトランシーバーを自作して利用始めましたが、その受信コンセプトしてRF回路にHi-QのBPFを多段に入れたり、Variable-Band-Pass Filterを挿入するなどの仕組みを入れての設計にしました。結果的にはフロアーノイズレベルも1~2となり、以前に利用していたIC-7300よりかは受信しやすくなりましたが、その他特性はメーカ製に及びませんが、いまの所なんとか利用できている所です。

1.8MHzのコンディションが悪い中、毎晩ワッチしていますが、日々のコンディションの変化が大きく、この中でのDXはどてつもない時間を掛けてワッチしなくてはQSO(交信)がならない事を痛感じております。なかなかDXをする事の難しさがあります。。小生は国内QSOで十分です。

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