
先般の西ハムにて購入したTRIO製TS-180の修理を今朝からスタートしました。電源投入後に『周波数表示せず』の不具合があり調査を進めると、定格+8V系の電源AVR回路に問題がり、+5.4Vと低くなっており正常動作していませんでした。今回の不具合は電源投入後に全バンドに渡り周波数表示がしない不具合でしたので、電源のAVR回路の詳細解析を進めました。



解析の結果、上図の赤枠に囲まれた部分の2SC945を交換する事で正常に表示する様になりました。全バンドに渡り周波数表示は復帰していますが、まだまだ完璧な受信ではありませんが、他に色々と修理・調整不良など多数あるようなので今後継続して実施して行く予定です。
尚、機械が古いのでVFOはDDSに変更する予定です。当面は外部VFOを利用してのDDSスタイルになります。一応、外部端子にて接続し、周波数変更が可能になりましたので、当面はこの状態にて利用可能となりました。このTS180を使ってみると想像以上に音が良く、疲れないSoundになっているのに驚きました。又、現行フィルターが帯域幅が狭いのでTS870についていたものに変更してみましたら予想以上に聴き易い感じになり、当面の会い間この状態での受信運用をしてみたいと思っています。現在、受信機としてTS870/TS180および日頃から使っている自作のDirect-Conversion+PSN検波となりました。