HAM-Journal 1993年8月号

アナログPSNの記事を探していたら、久しぶりにHAM-Journal(1993年8月号)が出てきた。当時、PPSN記事があり数度となく製作しましたが完成させる事が出来なかった苦い経験があります。たしか?この記事をきっかけにアナログPSN送信機製作に挑戦し敗退した挫折感を持っています。ちょうどその頃は仕事も多忙時代で時間の余裕が無い事で完成させる事なく終わったような?残骸だけが残っている。

この経験からどうも位相調整する事の大変さが頭の中に残っていてその後はPSN関係から離れていたが1年前に偶然にもPSN検波付きのダイレクトコンバージョン受信機を製作した事から改めてPSN送信機を作りたくなって来た。

今回の計画では近年流行りであるdsPICと直交変調器(MAX2452)構成を使いたいのですが、LPFやHPFなどをS.C.F(MAX7403:スッチトキャパシタフィルタ)などを使いその後に直交変調器(MAX2452)を使うのがStandard的な手法かと思っています。昔の記憶としてQST?だったかに記載されたデジタルSSBトランシーバーに使われていたPIC-Deviceを使ってActive-Filterを製作した経験があり、予想以上の特性だった記憶がありましたので、最近流行りの回路構成であるdsPIC+MAX2452での送信機にする可能性もあります。簡単にSSB構成が可能となる部分に興味があります。

それと、同じ様にデジタルPSNをSTM32F4などで作りその後にFST3253などの直交変調ICを使う方法などもあり調整部分が少なくて済むメリットもありますが、ソフトウェア製作が別途必要なのでアナログ方法でやるか?悩むところです。

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