先般からアナログPSN送信機を製作するための資料を探していましたが、7MHzで良く交信させて戴く京都市在住のJE3PRM(瀧本さん)のBlogに辿り着きました。この回路構成は非常に素晴らしく、シンプルで再現性の良い構成になっていてこの方法にてのPSN送信機を製作したいと実験をスタートしました。特にキャパシター温特に注意とのコメントをJE3PRMさんより戴きました。
当面の試作ではLPF/HPFはアクティブとスイッツドキャパシター(S.C.F)の2種類を切り替えて使用し、回路構成としアクティブは4ポジ(2.7KHz/3.0KHz/3.5KHz/4.0KHz)対応の8次チェビシェフとMAX7403を使ってのS.C.F回路する計画です。
MAX7403を使ってのS.C.Fは製作経験は数度あり在庫部品として2個あるのでそれを使って使用しています。先般修理したTS870に外付けMic-Amp(前段にM5283P制限増幅器)を追加していますが、その中にこのMAX7403を使ったS.C.Fを入れ使えるようにしています。
それから、先般から同じPhaseでスタートしたデジタルPSN送信機やっているdsPIC-ProjectのdsPICにファームウェアを書き込んだので次へのステップ準備が整いました。隙間時間を利用して製作しているので整理が上手く出来ていませんが、少しづつではありますが進んでいる感じです。
補足説明
音声信号をdsPIC内でAD変換し、SSB帯域のデジタルフィルターに通した信号をヒルベルト変換し、I・Q信号を作り、それを48kHz?それ以上でオーバーサンプリングし、I・Q信号を次段のDDS-ICに送り更にDDS IC内で処理して、HF帯のSSB信号を出力する