7MHzの伝搬異常

左図はNICTの宇宙天気予報:鹿児島県指宿の山川電波観測所の地上 140~400kmにある電離層F2の本日データですが、臨界周波数がが朝9時から10時位で10MHz付近でしたが一時それ以下になっており交信中の相手の信号強度がRS59から31まで落ちてしまし交信ができなくなる現象が発生しました。これは電離圏D層の電子密度が急増し、D層に短波電波が吸収されてしまう所謂デリンジャー現象が発生したものと思われます。

いずれにしても、最近の7MHzでの交信はコンディションが非常に変化しやすい中での運用となりますので注意が必要となっています。そのため運用する局も少ない感じがします。

デリンジャー現象

カテゴリー: アマチュア無線 パーマリンク