懐かしいTrio 310-Line

 小生は初めて購入したメーカ製はTRIO製の無線機:JR-310/TX-310でした。当時は自作が普通でしたが特に昔から50MHzが好きで2E26を使った送信機と真空管を使ったWスーパーを製作し利用していました。

この310ラインの購入きっかけは部品購入するために行っていた秋葉原にあるハムショップ:トヨムラで展示されていたこの310-Lineを発見し、スタイルと50MHzに出れるのを知り購入したものでした。

 JR-310はVFOを除く部分は真空管を使っていて特にCWを使ってみるとCW-Toneが綺麗で透き通っているのが魅力で当時600HzのCW-Filterを入れる事ができるものでした。受信感度も高く気にきっていて満足するものでした。更に当時の受信機の中でも周波数安定度も良くそれも気に入った理由のひとつでした。隙間のある機械で色々と改造できるのも好きになった理由でした。TX-310の送信管:S2001でしたが手持ちに沢山あった7034(4X150A)を使い改造していました。

当時は会社の独身寮に住んでいて屋上に5エレ八木アンテナを上げる環境でしたので、出力10W(改造豪:100W)程度と低かったのですが、ロケーションが良く、また運用している局も多くいる事で、関東一圓の沢山の方と交信が出来るなど楽しい時期を過ごせました。

 最近になってから、懐かしい古い機械が欲しくなり、たまたまヤフオクにて発見したJR310/TX310を購入し修理しながら利用していたのですが、部品不良が多くなって来て、修理、バックアップ用として再度1台、購入してみました。今回も内部が汚かったので、内部を水洗いして数日間、天日干ししてみました。基板上も汚れも奇麗になりました。

どうも、製造日から長く経っていると当然、OSC-Xtal不良が多く、コンデンサ系の容量抜けなど色々な不具合が発生し、利用するよりも修理している時間が多くなっていますが、それが楽しく日々修理して楽しんでいます。今回の2台目もバックアップ用として使えればと思います。CWの音は素晴らしい!今回も基板上がホコリで覆われていたので、水で洗いその後天日干しをしていました。その時に写真撮影です。かっこいい!!

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