
Flex-Radioから今秋に発売予定になっている”AURORA”の発売が待ち遠しい製品であります。近年のトランスレスのリニア・アンプとSDRトランシーバーをドッキングした形のシステムとなっており、高出力500Wトランシーバーである事が最大の魅力製品です。
この回路構成を予測すると国内のリニア・アンプ製造メーカであるTHAMWAY(サムウェイ)のトランスレスのリニア・アンプとSDRトランシーバーをドッキングした形の様で軽量化と効率化した製品と推測しています。特にFlexRadioはSDRトランシーバーの老舗ですので、そのハードウェアには安心感もあり、注目されるシステムとなりそうです。
小生は開局当時から1KWトランシーバーを作りをコンセプトにして色々なTrCVづくりをしている一人として期待しています。特に最近のSiC製品の特長である高電圧耐圧特性を使っての高出力リニア・アンプ製造が簡単に出来るようになった事は朗報と言えます。特に商業電力をトランスを使わす、整流し電源と使えるので熱処理の問題を解決できれば安定した運用が可能となります。
更に、近年ではデジタル・プリディストーション(DPD)テクノロジーを利用した事でのIMD改善も期待出来るようになったので一層このスタイルのトランシーバーが多く発売になるものと期待したい所です。500W程度であればSEPPを使って動作も可能ですので更に綺麗な電波もだせそうです。