デルタループの給電方法変更

 現行の3.5MHzのデルタ・ループの給電はトップ給電を実施していて、Qマッチ・セクションを入れてマッチングを取っていましたが、1.8MHzではSWRが高く運用出来ていませんでした。そこで、1.8MHzを含むオールバンドの運用するには整合回路を入れる必要があり、以前にヤフオクで購入していたアンテナチューナー(AH-3)を利用する事にしました。

アンテナ・チューナーを入れた事でアンテナ・1本でオールバンドの運用が可能となり、更に1.8MHzでのローノイズでの運用が出来たのは予想外でした。以前、1.8MHzのフルサイズInverted-Veeを使っていた際の混変調が酷かったのですが、この3.5MHzデルタループを使う事で劇的に低減されてノイズ・レベルがS9から2~3程度まで落ちてS/Nの向上が観られ、すこぶるノイズ・レベル下がった事も嬉しい結果となりました。ただ、フルサイズでは無いので輻射電力は低減されたものの、国内交信で東北以降は難しいもののそれなにりに交信可能なので、このアンテナチューナーを使っての運用は特筆すべき事項となりました。

以前に中古AH-3を購入していたのをすっかり忘れていましたが今回、利用できたのは大変良かったです。移動用に利用できるのではないかと思って購入していましたので、今回この様な利用方法があるとは予想外でした。いずれにしましても、1.8MHz~28MHzまでの利用が可能となったのは大成果となりました。リモート運用、頑張るぞ!!

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