1.8MHz が魅力

 以前に製作していた1.8MHz専用受信機(Raspberry Pi Pico+FST3253(Multiplexer)と今回製作したデジタルPSN送信機を使うために1.8MHzのInverted-Vを建てる準備をしています。出来れば本日中に現行使っている3.5MHzのInverted-Vの両端に各20m電線を追加して張りますが、給電点の高さが23m程度と低いのでちょっと気掛かりです。

先般に強風で倒れた真竹竿を修正し3.5MHzのInverted–Vを上げていましたが、いまいちコンディションとバタバタ・ノイズで十分に楽しめない事が分かり、1.8MHzへのシフトを決定しました。1.8MHzでは運用局数が低いのですがレーダーノイズ等も無く静かで魅力的です。送信電力が100Wしかありませんが、スイッチングFETを使った200WSEPPアンプをこのバンド専用に利用する計画です。まだ、1.8MHzの専用LPFが無いので追加する必要がありますが、当面は現行のRF-Amp:100Wで運用する予定です。

先般、7MHzで交信して戴いているJA9CNC(柵さん)の信号が1.8MHzでも非常に強く入っていたので夜のコンディションも悪くないかな?と判断しました。いずれにせよ!久しぶりにQRV出来ればと思います。

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FT-107は素晴らしい

 今回のALL-JAにて3.5MHz-CWで運用したTransceiverは八重洲無線のFT-107で中古で最近購入したもので40年前に購入し利用していた経験があり久ぶりに使ってみるとセットノイズが低くて聴き易い名機だと思い出しました。以前使っていた際は10MHz帯のルーフィング・フィルタ搭載基板を開発し特注のXtal(500/3KHz)の基板を追加したものに変更していました。やはり、帯域幅を狭めた効果は素晴らしく気に入っています。
発売当時から気になっていた部分ですぐざま基板を新規開発してスロット挿入していました。以前のFT107は既にQSYしていたのですが、この基板のみ手元に残っていて、久しぶりに利用する事ができました。このFT-107は当時はやりのダイオード・ミキサーを利用していました。

そこで、1.8MHz帯のコンテストを覗いてみると非常に静かでS/Nの想像以上で非常に聴き易い感じがしました。若干、ゲインの少ないInverted-L(垂直15m水平25m)を使っての評価受信でしたが、FT-107は非常に静かで中波帯の混信も少なくIC-7300と聞き比べてもかなり性能が高いものだと痛感しました。IC-7300はこの1.8MHz専用に使うために購入したものですが、中波帯の混変調で聴きずらく疲れ果ててしましました。結局、Originalでの運用が厳しいと判断して再度、梱包収納BOXに戻してしまいました。

1.8MHz/3.5MHz専用として使う際には受信部の前にATTか同調回路(プリセレクタ)を挿入しないと使えないものだと思います。

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30L-1 Linear-Amp

 今まで使っていたTwin-Delta-Loopが倒れてからリニアアンプ部の出力を40Wから100wのQROする事で以前の輻射電力と同等になりましたが、小生のリニア(2SC2879x2)の運用ではIMD-32dBとあまり良くないので高出力アンプを軽く使う事でのDistortion低減が可能となってきました。その中でAudio管である811Aを使ったコリンズ社の30L-1リニア・アンプがベスト・ソリューションだと思って来ました。200W-300W程度での運用ですので、このクラスで十分です。

 500Wクラス中古リニア・アンプの中では八重洲無線のFL-2100BやFL-2100Zなどがあり、それらに使われている送信管は572Bを使っています。一方、出力電力が400W以上ではリニアリティ低下があり、更にIMDが悪くなる傾向にあるようです。同種類のリニアにコリンズの30L-1がありIMDではFL-2100クラスより優れており、その点ではまだ30L-1のリニアの方に魅力があります。
いずれにせよ、811A真空管を使ったリニア・アンプを利用したくなってきましたが、古い割にはまだ高価で購入できない状況となっています。

 特に30L-1では送信管が水平に寝かせている構造となっていて、使える製造メーカー規定があり特にRCA/セトロンおよびGE製を利用する必要があるようで注意が必要の様です。その他メーカ利用は避けていた方が賢明のようです。

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ALL-JA Contest結果

 今回のコンテストで思うのは各局の信号の強さが上がっているようで、平均的に599+20dBで入感していました。今回のコンテストでは8エリア(北海道)との交信からスタートできたので、ちょいと気分よく交信数を増やしていきましたが、24:00過ぎると眠気が出て来たので就寝しコンテスト完了となりました。今回も参加する事が最大の理由でしたので、未だコンテストは継続中なのですが小生の中では目的を終えてしまいました。

 今回の3.5MHzのアンテナはInverted-Vでしたが、2,3局以外は一発コールで呼ばれていたので、平均的に飛んでいたようでした。アンテナ高さがいつものように27mHあればいいのでしょうけど、先般の強風で竹が折れた事で暫定的に立て直し、23mHの高さとなりましたので、心配はしていましたが、100Wでの参加で2時間で50局+本日20局は一応は満足と言う所でしょうか!!

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ALL-JAコンテスト開催

 JARL主催のALL-JAコンテストが2025年4月26日(土)21時00分から4月27日(日)21時00分(JST)の期間で開催されます。

 今回のコンテストはどのバンドにて参加するか?検討していますが、3.5/7MHzともどうも飛びがイマイチの感じがしています。現在のアンテナは3.5/7MHzともInverted-Vなのですが、アンテナの影響?張り具合が悪くのか?RSTリポートが良くありません!今まで利用していたTwin-Delta-Loopとの差が随分とあり、受信性能およびRSTレポートが非常に悪く感じています。そこで、本コンテストに際してはどのバンドにて参戦するか?検討する必要が出て来ました。

 手間を考えると今のアンテナを利用するのがベストではありますが、飛びがイマイチなので、他のアンテナに変更したいのです。しかし、どのアンテナにするか?再調査する時間も足らない事もあり、頓挫状態となっています。
現在、色んなバンドで既に夏場コンディションに近い状態なっているで、パワーを上げないと飛んでくれません。本来ならば14MHz当たりがベストなのかもしれませんので、マルチ・バンドでの参戦がベスト・ソリューションでしょうか?いずれせよ、来週中にでも上げ直すか判断が迫られます。

それと、現用のInverted-VとTwin-Delta-Loopの使用感としては高さの違いによるアドバンテージもありますが、今のInverted-Vと比べると関西エリアとの距離で受信レベルが10dB程度違うのに驚いています。事例として、よく交信を戴いている三重県松坂市のJQ2SIX(高橋)さんとの交信では59+10dB程度に留まりTwin-Delta-Loop時は59+20dB程度で約10dBの差があるようです。

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3.5MHz Inverted-V

 今朝の強風にてTwin-Delta-Loopの支柱である真竹が折れれしまいました。瞬間最大風速18mの強風でしたので、2年を過ぎた古竹では、その体力は無く12mの約半分近くで折れてしまいました。

 そこで、今回は久しぶりに3.5MHzのInverted-V(給電点23m)を上げてみました。朝から、折れた真竹を片付けと整理で意外と時間が掛ってしまい3.5MHzのアンテナ上げをスタートしたのは11時過ぎ位からで、調整を含めて16時位に終了しました。

 今日は7MHzのアンテナ上げまでは進む事が出来ませんでしたが、次のアンテナとしてはいつものFull-sizeのロータリーダイポールを計画しており、来週中にでも上げる予定にしています。

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Digital AF-PSNは素晴らしい!!

 2000年頃に上図のようなMax2452の直交変調器を使った移動用50MHz用アナログ・PSNのトランシーバーを製作していました。当時、Max2452を購入する最低数が10個?程度と言われて購入してしまいました。デバイス数を削減するためにも実験しながら利用続けていましたが、2018年だったか?dsPIC33FJ64を使ったGenerator記事が発表され、小生の使っていたトランシーバーを改造(All-Pass⇒dsPIC変更)すれが簡単に変更できる事を知り、その年に50MHz用のAF-PSNスタイルのEmergencyトランシーバーを製作しました。

FIR Filter Design rePhase

 昨夜、7MHzにてJA5AUL(今城)さんとの交信の際にこのdsPICを使って製作されているとの事でしたが、たまたまRedpitayaにて運用されていました。コントロール系はRaspberry-Picoとの情報を得えましたが、詳細なダイアグラムは分かっていませんが、たぶんに上図と同様なものかと推測されます。その際にJA4KQP(野田)さんがKenwood社製のTS-850にdsPICのAF-PSNを既にInstallされて運用されている事を知りました。

 今朝、7MHzにて偶然にもJA4KQP(野田)さんが他の方と交信されており、QSO終了後に早速交信をお願いしてTS-850へのInstall状況説明をお伺い出来ました。TS-850には8.83MHzのキャリアが出力されており、それを利用する仕組みをATU部分を取り外しその部分に基板を設置しているとの事でした。実際、ヘッドホンでく聞く音は低い音から高い音(100Hz-3000Hz幅)まだ素直に出ており、魅力的でした。各サプレッションも良く、メーカ製同様レベルで、その違いを説明を受けなければ分からない程、完成度が高いものでした。小生が素晴らしく思うのはこのTS-850の中にdsPICを挿入して利用するアイデアで、更にそれを実装して使える様にする事が出来る方で、驚くばかりのアイデア、行動と技術力の高さを感じさせるシステムで脱帽です。

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ソフト開発の疲れは花見で

 今季Project-5:Orignal-SDR-Ⅱ暫定40W出力の実装をやっていましたが、4/2日にやっと動作させる事ができました。最初の交信相手はJQ2SIX(高橋)さんで、7MHzで交信するも帯域幅が狭くてコリンズ・トーンのような2.1KHz程度の音色で不評でSSBではあるものの未完成との事でした。言い訳ですが、実装前のSoft-Verificationでは問題無かったのですが、書き込み等?での手違いなのか?思惑と違ったFunctionになっていました。再度、ソフト見直し&データ書き込みしたら、今度は支障無く動作をしHPF/LPF設定等も正常に変更できる事が確認できました。通算5日の短時間ではありますが支障なく交信が出来ております。
それと、完成2日後に14MHzにてJA1RPK(川名)さんと交信中に突然送信が途切れる不具合が発生したりする経験をしましたたが、その後は同等の不具合発生せず状態になっています。今の所、快調に動作していて、以前から使っています初代Orignal-SDRと同等なレベルまで改善して来ました。

それから、まだ表示画面のスペアナやWaterfall機能などが実装されておらず、簡単な周波数表示とS-Meter表示のみとなっているため、今後その部分のInstallが必要となっています。こんな状態が続いていた事で気が滅入っていたので、気分直しに花見に行きたいと思いOutingして来ました。

 今回も以前行った事のある国東半島にある両子寺に気分リフレッシュしに行きたくなりました。1週間前に豊後高田市の長安寺近くにある並石ダムまで花見しに来てたのですが、今回は両子山を見る事で気分爽快になり両子山に山頂に登った気分になる事が出来ました。

 一人だったら、山登りするのですが、奥さんと一緒だったので今回は行くことが出来ないので、桜下で弁当を食べて帰って来ました。今年の桜は長く咲いてくれているのがいいですね!!

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お花見にGo!!

 今日は天気も良くお花見に最適でしたので、40Km近くにあるダムに花見をしに行ってきました。まだ、桜は五分咲きでしたが、綺麗に咲いており、桜下に座り込んで手持ちの弁当を食べて帰りました。

 このダムには毎年行く場所なのですが、今年はダム水面が下がっており、一年と通して雨が少なかった事の様でめて知めて知る事が出来ました。この風景が好きで時折行くのですが、今回は例年に早く来た感があり例年の『桜祭り』なる行事の前日のようで、テントの準備を地元の世話人さんたちが集まて整備されていました。ご苦労さまです。

 丁度、到着した時間頃から曇って来て、弁当を食べている時には一段と寒くなりジャンパーを一枚羽織るまでになりました。ちょいと風の冷たさを身に染みての花見となりました。来週には日出城下の花見を実施する事になりそうです。例年、数ヶ所での花見をしますが、今年も同じように開催できればと思っています。

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強風に強いTwin-Delta-Loop

 ここ2週間前位から強風が続いていると思いますが、風にもっぱら強いアンテナとして建てた7MHzアンテナと使っているTwin-Delta-Loopは安心できるアンテナの一つと言えます。構造的に4方向で支柱(真竹)を引っ張っているために支柱が左右に動きにくくどんと変化しずれくなっているので強風があっても安心しておれるメリットがあります。

 このTwin-Delta-Loop上げる前はFull-sizeのロータリーダイポールをしていましたが、風が吹く毎に片側10mの長さアルミポールが上下左右に変化し、更にマストクランプまで回ってします事が頻繁にあり安心して見られるアンテナではありませんでした。

最近の強風でも安心してQSO(交信)ができる事は、すこぶる安心感があり、風などの環境変化でも気にせずに使えるので、今後もこのシステムを維持して行きたいと思っています。
アンテナを上から観ると下図となっていて、4方向でエレメントを引っ張り保持できるので支柱が変動しない構造となっています。更に一本の同軸で給電するとほぼ50Ω同軸で給電できるメリットもあります。ちなみに1ループの給電インピーダンスは110Ω前後なので給電部に一つのループ給電インピーダンス:110Ωが追加される事で並列接続となり55Ω@SWR1.1となりました。この事で広帯域でマッチング回路不要のアンテナとなりました。

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今年の計画進捗状況は?

今年も既に3月の末となり、1/4四半期を過ぎてしまいました。今年目標のアマチュア無線での自作進捗状況を振り帰ってみると、あまり進んでいない現状となっています。

< 25年のアマチュア無線関係の目標 進捗状況 >
1. 2代目の200Wリニア基板は完成したものの、電源部+LPF製作で放置状態
2. 7MHz用のDirect-Conversion受信部:製作中(AF-PSN+DDSの評価中)
3. LD-MOS用電源のみ購入
4. 技適を取るための資料造り
5. Phase–2のまま(リニア部未完成)正常動作確認:4/4/2025
6. 完成 ・・・2代目50MHz用Emergencyトランシーバー完成し技適申請の資料造り(dsPIC33CH/dsPIC33FJ128)

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< 25年のアマチュア無線関係の目標 >
1.SEPP回路400Wリニア・アンプ完成させる
2.7MHzダイレクトコンバージョン(アナログPSN)トランシーバー製作
3.手持ちLD-MOS:MRFX1K80HR5を使った1KWリニア・アンプ製作
4.2ndシャックでの1KW免許取得
5.新オリジナル1KW-SDRトランシーバー開発(Phase-2)
6.dsPICを使った50MHz-Emergencyトランシーバー(1W):ケーシングさせ完成させる
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TS-870 Sound distortion issue

 2週間前位からTS-870を受信機として使っていたら、急に音が歪み始めAGCボリュームSlow~Fastを可変させてもAGC時定数変化は無い状態に陥ってしまいました。久しぶりに使った事で、デバイスにストレスが加わったのでしょうか?やはり、日頃から電源をこまめに入れておく事が必要のようです。
本不具合は信号が弱い場合にはあまり不具合現象は発生しませんが、信号がS9オーバーになると音が割れるようで、所謂『AGCが効いていない』不具合になっているような感じがします。

TS-870のIF段には3SK131なるFETデバイスを使っているようですが、機械が古いので、このデバイスの入手が可能かどうか最初に浮かんでしまいました。

 そう言えば昔にこのAGC不具合を経験した事を思い出しました。その場合もたしか3SK131の故障でAGC回路だった気がする。更にその際に3SK131-V11デバイスを購入した事を思い出した。デバイスは手持ちに有る事が分かったので、不具合箇所の特定をしなくてはなりません。

 今週はちょいと忙しいので、また時間がとれた時にでも交換する事にします。記録として残しいないと忘れるのでBlogにメモっと起きます。以前、TS870で故障した案件(下図参照)でもAGC箇所の不具合でした。

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Modify SEPP Linear Amplifier

 先般の西日本ハムフェア開催で電子部品を購入していましたが、今回の購入目的は最終SEPPリニア部(下記の構成参照)の前段アンプとしてRD16HHF1-PPを使って製作するための部品購入で、目的のデバイス2個を購入出来ました。このデバイスは以前から良く使うものなので手持ちの部品在庫が無くなって来た事で補充も兼ねて購入しました。更に、興味あるデバイスを数個購入してきました。
今後、リニア・アンプと使えるトランシーバーの種類を下述します。SEPPに関しては一部スイッチング・デバイスを併用します。

Redpitaya ⇒ RD16HHF1 ⇒  RD16HHF1 x 2 (PP) ⇒ 2SK410x4(SEPP)
10mW                 2W                             20W                     200W
Orignal-SDR ⇒ RD16HHF1 ⇒  RD16HHF1 x 2 (PP) ⇒ 2SK410x4(SEPP)
10mW                 2W                             20W                     200W
Analog-PSN ⇒ RD16HHF1 ⇒  RD16HHF1 x 2 (PP) ⇒ 2SK410x4(SEPP)
10mW                 2W                             20W                     200W
SDR-3⇒ RD16HHF1 ⇒  RD16HHF1 x 2 (PP) ⇒ 2SK410x4(SEPP)
10mW                 2W                             20W                     200W

上記4カテゴリーの用途での運用を可能としています。各出力レベルを同じになる様に設定しています。ほぼ、完成したので200Wリニアとして技適申請をする予定です。LPFなどの特性も含めた特性を既に撮り終えたので、即、申請可能となりました。隙間時間でやっているのでこの段階になるまでに予想以上の時間が掛ってしまいました。

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SB2-LA is there any benefit to repairing it?

 SBE社製のSB2-LA(6JE6*6)リニアアンプのIMDを計測すると、あまりにも悪すぎるので内部を空けて観察すると部品自体の信頼性が悪化していて、コンデンサの絶縁が担保できないレベルになっていた。なんとか動作するもSSBでの運用は厳しすぎると判断しました。

やはり、中古品のリニア購入をする際には特に注意する必要があります。高温環境下で長く置かれた場合には空気循環させる機能を付加したりして、注意する事が必要かと思います。本製品の場合は特にファンなどは一つも付帯されておらす、自然空冷となっていました。この事より部品への熱ダメージ強くあったもので、部品信頼性が落ちて来たものと思われます。

 今後の改善策としては、高圧コンデンサ等の部品を全て交換し、真空管を冷やすためにシロッコファンを取り付ける等の案がありますが、真空管自体も劣化が酷くお金を掛けるメリットがあるか?疑問視するところがあります。

 又、手持ち送信管としてGU-74Bがありますが、本高圧電源トランスの絶縁もあまり良くない事やトランスが低圧である事から特注してもケース大きさ制限等で理想から程遠く魅力を感じなくなってしまいます。更に現行のバリコンなどを含めた出力段に使われている部品は低圧用なので、全て交換する必要があったりで目先真っ暗状態です。このアンプを使ってのSSB運用は難しい状態で運用するとなると低電力でのCW運用しかなさそうです。

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The BC-348 of My Dreams

 先般、西ハムで購入したこのBC348受信機とは開局当時に近くに居られたOMから短期間に借用して使ったのが最初の出会いでした。当時の無線 受信機は自作もしくはメーカ製キットの9R59その他を利用していましたので、受信性能があまり良くなく、海外DX局となると、かなり苦労しての交信でした。当時は垂直ダイポール+UZ807シングルでしたが、北米やヨーロッパの信号がこんなにも静かに聞こえて来た時は驚きました。

小生が当時使っていた受信機はDelica-Plugin Converter+局発固定5球スーパーであまりにも性能が悪く、更にVFOもスプレッドVCを使っていて周波数変動もあり、まともにDXを聴く事が難しい受信機でしたので、この高2中3の機能を持つBC348の受信性能に驚きを持った事を鮮明に覚えています。

今回、本製品をどの程度まで回復させるか?分かりませんか、日々時間を掛けて進めていくつもりです。少し、残念だったのはSメータなどが追加・改造されていた点です。以前のオーナーが現代風に使える様にしたい気持ちは良く分かります。いずれにせよ、自分なりに復活させてCW受信機として利用するつもりです。

BC-348 シリーズ特性とブロックダイヤグラム
  ○受信方式
   シングルスーパーヘテロダイン方式   8球+ダイナモ(56W)
  ○受信周波数
     1.200~500kHz   4. 6.0~9.50MHz
     2.1.5~3.5MHz    5.9.50~13.5MHz
     3.3.5~6.0MHz    6.13.5~18.0MHz
     中間周演数 915kHz
  ○感度BAND1:7μV  BAND2~6: 5μV
  ○重量及び寸法
      本体  18吋×10吋×9吋   35.5ポンド
      マウント18吋×8吋×1吋    3.81ポンド

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TS-180 Not Display issue

 先般の西ハムにて購入したTRIO製TS-180の修理を今朝からスタートしました。電源投入後に『周波数表示せず』の不具合があり調査を進めると、定格+8V系の電源AVR回路に問題がり、+5.4Vと低くなっており正常動作していませんでした。今回の不具合は電源投入後に全バンドに渡り周波数表示がしない不具合でしたので、電源のAVR回路の詳細解析を進めました。

 解析の結果、上図の赤枠に囲まれた部分の2SC945を交換する事で正常に表示する様になりました。全バンドに渡り周波数表示は復帰していますが、まだまだ完璧な受信ではありませんが、他に色々と修理・調整不良など多数あるようなので今後継続して実施して行く予定です。
 尚、機械が古いのでVFOはDDSに変更する予定です。当面は外部VFOを利用してのDDSスタイルになります。一応、外部端子にて接続し、周波数変更が可能になりましたので、当面はこの状態にて利用可能となりました。このTS180を使ってみると想像以上に音が良く、疲れないSoundになっているのに驚きました。又、現行フィルターが帯域幅が狭いのでTS870についていたものに変更してみましたら予想以上に聴き易い感じになり、当面の会い間この状態での受信運用をしてみたいと思っています。現在、受信機としてTS870/TS180および日頃から使っている自作のDirect-Conversion+PSN検波となりました。

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Hovercraft Oita Test Operation

 大分市にあるホーバークラフトが綺麗に海上を巡航している姿はツルの様に滑走しているように観える。ただ、海上に浮いている事で操縦が相当に難しい感じがする。簡単に止まる大きさではないので、慎重に運転する必要がありそうです。
この湾内を出るときにでも大きく回り込んで進むのですが、本体を滑らせて進まざるを得ないのでちょいと技量が必要です。この運転は経験が無いとスムーズに進まない大きな機械と感じてしまいます。

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西日本ハムフェア開催される

 今回の目的はJA6ETS(木村さん)とのアイボール及びジャンクとパーツを購入するのを目標として来ましたので、時間ある限り、あちこちのを見て回ると、小生が無線を始めた頃の軍用受信機:BC-348-R(Signal-Corps社:11 February 1955)を発見しました。非常に気になるものの他の店舗をみていても先程の受信機が気になり戻ってしまい、結果的には購入してしまいました。このBC-348はOriginalではありませんでしたが、修理しながら使いたいと思います。ダイナモ発電機:+28Vが付いていました。2台一組(下はカップラ)で購入でした。我が青春の軍用受信機であり、僕を呼んでいたようだ!!ほんとかな??

 その後、中古品を見て回るとTS-520が数台あり、500円と1000円也で非常に気になりましたが、今更にトランシーバーを購入して帰るとWifeから何言われるか?との思いから渋々断念したましが、その近くにTS180トランシーバーが1500円であったので、これだったら送信管ではないので良いかも!!と勝手に理由を付けて買ってしまいました。うんーん。。。
このTS-180(周波数が表示しない)の購入の最大の理由はケースを利用してPSNトランシーバーを製作するアイデアが浮かんだ事でした。それと、友人から戴いた14Bit版のRedpitayaもこの中に入れたい願望もありました。いずれにせよ、利用価値がありますね!!

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海王丸、別府湾停泊中

 別府湾に4本マストの海王丸が2/17日に入港して以来、とんと居座って姿は最高ですね!!
夜になるとマスト間にランプが点灯されて、その大きさが目立ち、国道から観てもその大きさが闇夜に浮かんでみる事ができます。

海王丸は年一度程度、寄港していると思いますが、来るたびに近くに行って写真撮影しています。撮影当時は朝の通勤時間で車が多く走っていましたが、多いな巨体が岸壁に停泊しているのに驚き、草々に撮影しに行ってきました。

早朝と言う事で、少数の方が散歩途中か?犬を連れて見学されていました。

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20Km先から観えるが!!

 20Km離れた場所から住んでいる地区を眺めているとなんとか?小さくではありますが、良く目えている事が確認されました。無線関係の目線で考えると、海抜がありVHF帯などでは片方向だけ遠くを見通せるためにアドバンテージがあるように感じられますが、片方が山で覆われていてその方向には見通せないのでアドバンテージが全くありません。

小生の様なロケーションに住んでいる方は多く居られるもあるかもしれませんが、特にDXを楽しんでいる方は遠方局との交信数が上がらず、苦労されているのではないでしょうか!!

小生は住んでいるロケーションの悪さからHF帯での国内交信に特化して運用するようになり、特に7MHz及び14MHzでの運用となっています。こんなロケーションでの運用でもなんとか国内での交信が可能となっていますが、近年アンテナをTwin-Delta-Loopに置き換えてから送信電力を75W⇒40W(IMD重視)と以前の半分(-3dB)にして運用開始しましたが、以前のFull-sizeのダイポールに比べて+3dB程度のGainがあるようで、輻射電力では以前のDipoleと同等と言えるような結果となっているようです。現在の送信電力:Max:40Wでも以前の設備と同等な交信が可能でる事が分かり、省電力での運用を楽しむ事が出来満足しています。

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