2SC2879 (TS870S-Final.T)

 Kenwood製のTS870Sのトランシーバーの修理をしていた際に終段のパワートランジスターがショートして使えない旨の記事をこのBlogで発表したら、友人JA6XKQ(武安氏)さんから2SC2879を多数ドネーションして戴きました。これでTS870Sも復活しそうです。本当にありがとうございました。

 更に先般よりトランジスターやFETなど半導体によるリニア・アンプ開発を進めていた中でのドネーション話でしたので、非常に有難く感謝するばかりです。今回戴いたDeviceを使っての開発に拍車が掛かりスピード・アップ出来ます。又、プシュプル基板を数枚使い電力合成を行えるので200~400W位の出力:リニア・アンプが製作出来そうです。このDeviceではIMDはMax:-24dBと良くありませんがSDRトランシーバー(Redpitaya/TRX-Duo)を使ったプリディストーション・テクノロジーを使えばかなり改善できるものと思われます。たぶん、IMD:-40dB程度は行けると思います。

下記のデータシートをみるとIdle=100mAでのIMD=-24dBとなっていますので、もう少し電流を流せば改善する余地はありそうですが!?。。。。

カテゴリー: アマチュア無線 パーマリンク