先般からのTS870S修理するために別途、中古品を購入しました。内部に使っているデバイスがディスコンになっているのと、コンデンサの液漏れによるメタル腐食や基板割れなどあり、2台を使っての一台を作り上げる事がベスト・ソリューションだと判断しました。
今回、購入したTS870はたぶん、落下による全面パネル部(ボリューム等)への衝撃や曲がりによる不具合で一部動作していませんが、基本的な部分は動作しており、基板が奇麗で修理痕跡なし、更に7MHz受信など問題無く動作しています。
以前に購入(上画像の下)したものはULブザー音とERROR-FBなるコード(Erro-Listに記載無しで詳細不明)を排出しており、更に内部観察での痕跡から察すると幾度となく修理されていた様です。又、内部に基板腐食および基板割れが有り基板自体が最悪なので修理を断念し、今回購入したのを含めての2台を合体して1台の動作品を組み上げるしか無いと思いました。
今回、別途1台を購入した事で色んなパーツが利用できるので、今後の修理に役立つ事ができます。良しとしましょう?!!
朗報として購入したTS870部のパネル部を以前購入品のものと交換したら無事に正常動作する事が出来ました。よかったよかった!! しかし、2台あるのですから、各々1台が使える様にするべきだと思いますので、現状の故障原因を究明し完全修理して各々のTS870として使えるようにするのがベスト・ソリューションかと思っています。
先程(3/18日15:30分)、KenwoodのC,Sに問い合わせしていたError-Code:FBについては不明との返事を戴きましたが、Error-ListのFDとFEがPLL部不具合との事でFBもエラーコードが近いからPLL関係の可能性がある旨の電話を戴きましたが、エラーコードが近いからでは納得は行きません。。。が再度調査してみたいと思います。以前、修理始めた頃にミキサー部のスペクトラムを見た時にはレベル強度は詳細は不明ですが見えていたような気がします。ロックハズレでもなかったような?だいぶ時間がたってしまったので、再度調査したいと思います。
TS870S修理にはトータル4万円弱の費用が掛かってしまいました。やはり、TS870S中古動作品を購入しとけば良かった気分はあるものの、TS870自体の回路構成などを理解いていませんでしたので、ここに来るまでの分析、調査などして理解が深まり更に楽しい時間を過ごせた事は非常に価値のある時間を費やす事ができました。年寄にはこの刺激を忘れない事が長生きの秘訣になるものと思います。
P.S:エラーコードと回路図のF行のB列が番地合っていればいいのですが!この回路図には番地記載がありませんでしたがSchematic-CADには記載があるかもしれませんね!! 推測するにPLL関係の可能性も無視できませんので、その部分の調査を実施する予定にしています。