年末から7MHzのTwin-Delta-Loopを上げて利用していますが、ほぼ期待通りの性能のアンテナだと確信して来ました。しかし、このアンテナを上げた事で他のBandでの運用がほぼ出来ていません。7MHzより上のBandではそれなりに運用できますが、1.8MHzや3.5MHzに至ってはまったく運用が出来なくなってしまいました。
そんな中、以前に建てた1.8MHz専用アンテナの中で途中挫折したアンテナがInverted-L(上写真)でした。このアンテナを建てた理由は簡単に建てる事及び給電部に簡単なLCマッチング部を入れる構造で製作が簡単、更に受信性能が良く国内DX向きである事でした。
Inverte-VよりかS/Nが良く受信しやすかったInverted-Lアンテナですが、交信相手からの送信ポートが悪く、CALLするも反応が悪く2週間程度で見切りをして別なアンテナに変更した経験がありました。当時、評価実験した時期が悪く、5月の時期で特に1.8MHzでの運用ではノイズが高く、遠方の局の信号レベルも低く、あまり良い条件ではありませんでした。
そこで、以前に2週間程度の運用で評価実験が終わったInverted-Lアンテナを使って今回、再挑戦しくなって来ました。今回は失敗した理由を踏まえて評価する計画にしています。
又、現行アンテナであるTwin-Delta-Loopを降ろして1.8MHz専用のInverted-Lを上げたい気持ちはあるものの、この寒い時期では無理なので、春先までは7MHzのみでの運用になります。それまでは接地抵抗を下げる実験など行う予定にしています。
Inverted-Lの失敗理由は
1.接地抵抗を下げる努力をしなかった
2.グランド・ラジアルの強化もしていなかった
3.Inverted-L(他バンド)アンテナを使いこの土地での成功体験が無い
※先般、町水道工事にて粘土質の土壌で水分が多く含んでいる事が判明