ダイレクト・コンバージョンドPSN送信機:TX-Saturn(左写真)の修理がやっと終わりました。以前から動作不良でしたが、多忙である事などの理由を告して修理する事をやっていませんでした。今年になってからProject目標と言うか何かを製作の指針として掲げる事で多少なりとも自作を広げる事で自作促進ができるのではないかと進めていた一つのもので、やっと完成した形になります。RX-Saturn(右)は以前にJA4GII様からのご許可を戴き回路コピーして製作したもので、これで送受ともにアナログPSNとなりました。小生の場合はSメータは無くSDR化した液晶パネル上のWatterFallで観える化しています。最近は全てパネルで観ている感がありますね!!
このPSN送信機は3.5/7.0/14MHzの3バンドのアナログPSN送信機ですので、その他のバンドでの運用ができません。一応、小生の場合はこの3バンドでの運用がほとんどですので、事足りるものとなっていますが、1.8MHzでの運用ではアナログPSN送信機は使えませんので、ここに来て、ダイレクト・コンバージョンPSN送信機を製作する事にしました。本来はPSNトランシーバーにする予定でしたが、当初は1.8MHzでの実験を兼ねた送信機を製作した後にトランシーバー化する方法で進める事にしました。
現在、Saturn送信機のリニア部はSEPPスタイルの2SK410(JRC製のリニア基板)を使った200W機を準備していますが、まだApprovedされていませんで早急に申請する計画です。既にLPF+BPFと電源も出来てケース内に入ってますのであとは許可を貰うだけです。ちなみにIMDは-40dB(200W)程度でした。
低価格版のスイッチングFETを利用したSEPPの分もApprovedしていませんので同時に申請します。
このPSN送信機出力はMax;200mWなので、URC-32(KWT-6)の入力150mWと合致するのでこのリニアでの運用が可能となっています。自作SDRも150mW出力なので、全ての送信機での運用がこのすべてのリニアで利用できるシステムとなります。