ttrftech(高橋)さん開発のNanoVNAがついに壊れてしまいました。このNanoVNAはネットで公開された2017年後に自前基板を使い製作し利用していましたが、その後に中華製のコピー版がネットで販売され始めた時には驚きました。中華基板ですが、外観も綺麗だったので即、購入して利用していました。
このNanoVNAは3ヶ月前までは問題無く動作していましたが、今回利用してみると、”スイープ動作せず”不具合に陥っていました。そこで、内部が観えるようにした後、基板表面を観ましたがこれと言って異常個所は発見されませんでした。暇な時間を使って解析後にでも修理したいと思っています。
今回、3.5MHzのDelta-Loopを上げての共振点を探すのにNanoVNAが使えなかったので従来型の自作のDip-Meterを使って周波数とインピーダンスを調べました。ほぼ、3.540KHz付近で共振していましたので、そのまま利用しました。
2日程度、Delta-Loopを使って運用していますが、そこそこ利用できそうで、特に3.5MHzでは問題無く利用できています。17:00過ぎてからは関東、東北なども良く入感しており、ダイポール並みに使えそうです。それと、7MHz/14MHzなどでも支障なく利用できているので、マルチバンド化できるアンテナが出来上がりました。使用頻度は相変わらず低いのですが、このアンテナでも細々く運用を続けられそうです。1.8MHzは別途アンテナを準備する予定です。