KowaSIX-MMのデジタル化

 Kowa(興和)と言えば医薬品メーカのイメージがありますが、昔からカメラ・レンズなどカメラを製造していた会社で、その中で一眼の中型カメラを製造していました。小生が初めて買ったのがこのKowaSIX-MMで6×6サイズフィルムを使って利用するカメラでした。

 1972年当時は山岳写真に夢中な頃で12枚もくは24枚制限の中で写真表現を追求していた頃でした。SIX-MMはミラーアップ機能付きで、かつ多重撮影ができるのも魅力でした。それと、標準でウエストレベルファインダーが装着されており、上ファインダーを覗くスタイルでした。

 最近、このカメラはほとんど使わなくなってしまい、20年近く放置状態にありましたので、何時かはのカメラを使ってデジタル・カメラを製作したい気持ちを持っていました。小生はアナログ&デジタル屋なので、以前から、CCDカメラの設計・製作していましたのが、ここに来て大型イメージセンサー+Kowa6SIX-MMを利用してのProjectを開始しました。既にPENTAX 6×7を使っての天体観察用デジタルカメラはを製作した経験があるので、今回は4Kサイズでの撮影も可能とする設計としています。ロジック設計&ソフトウェア開発も2年掛りで何とか完了し、現在は筐体設計を含めての実装に移る段階に入っていきました。今後、このProjectにForcusする事になりますので、ちょいと無線関連の作業が出来なくなるのでその方面の予定が遅れそうです。

カテゴリー: 電子工作 パーマリンク