先般、NanoVNA動作不具合を確認後に解析した結果、IC不良と判断しその日に手持ちにあったIC交換で正常に復帰させる事が出来ました。早速、Twin Delta-Loop のSWRを観てみると7.156MHz当たりで1.10@55Ωでした。やはりこのTwin Delta-LoopではFull-size Delta-loopが2個あり一本の同軸で2つのエレメントを供給する事からインピーダンスが半減されて目的のSWRになっていたのは予想通りでした。
このアンテナ構造はパンザマスト上に真竹ポールを設置した上部25m高Topに4本のステー(エレメント)で四方に引っ張っていて、強度的にも上がっているので安心でています。今後、自宅にて7MHzアンテナはこのスタイルに決まりそうです。電力も約半分で以前、使っていたFull-size Dipoleど同等になったので非常に気に入っています。ノイズも低減出来ていて聴き易くなっている点も予想外の結果でした。たぶん、高さの影響により改善されているものと推察しています。
今回のアンテナ変更により輻射電力を以前と同等にする事で太陽光パネルを利用して無線機電源として利用するシステム提案/構築できる事が出来ました。この事で自然エネルギーを使いSDGとしての運用ができるようになりました。簡単なアンテナ変更により以前と同等のシステム運用が出来るようになる事は今後のハムライフを更にエンジョイ出来そうです。